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瀬戸内の魅力に惹かれて田舎に移住した、うどん県ぼっち女子の日々

【屋島】高松一の絶景!瀬戸内海国立公園に指定される、源平合戦の地

【屋島】高松一の絶景!瀬戸内海国立公園に指定される、源平合戦の地

屋島

瀬戸内海国立公園で歴史に触れる

屋島は、高松市内にある山です。島ではありません。香川県内には、お椀を逆さまにしたような形のずんぐりとした山が多いですが、屋島だけは、どこにいても一目で分かる形をしています。この山だけは、のっぺりとした台形なのです。それでいて高さはとても高いので、高松市内や瀬戸内海の島にいても、屋島を見つければすぐにわかります。香川県民にとってはとても親しみのある山。

屋島は瀬戸内海国立公園に指定されており、いつでも綺麗に管理されています。それでいて人工的な感じもしない、自然そのまんまの魅力がたくさんある素敵な山です。そしてここ屋島は、源氏と平家の戦い、壇ノ浦の戦いの戦場となった、歴史上非常にゆかりのある地なのです。

屋島

屋島にある屋島寺、ここは四国八十八ヶ所霊場のうち84番目の霊場。鑑真が開いたとも言われています。ここには源平合戦にまつわる宝物を展示している宝物館や、四国狸の総大将、太三郎をまつる蓑山大明神などがあります。宝物館では屋島の歴史やお寺のことがよく分かる展示や説明などもありますよ。

*四国八十八ヶ所霊場最終88番、紅葉スポット【大窪寺】についてはこちら*

 

屋島

屋島寺を抜ければ、屋島の絶景スポットがたくさん。こちらは獅子の霊厳(ししのれいがん)展望台から。高松市内だけでなく、女木島男木島など瀬戸内海の島々を一望できる場所です。この下に弘法大使(空海)ゆかりの獅子の形をした岩があることにより、この場所を獅子の霊厳と呼ぶようになったそう。素焼きの小さなお皿を瀬戸内海に向かって投げる、かわら投げも200円でできますよ。

 

屋島

屋島は高松市内でも最も北東の地域にあり、すぐそこは海。まさに県庁所在地とは思えない、穴場の絶景スポットです。

 

屋島

 

屋島

当時、石で作られた塀。順路に従って林の中を歩いていくと、ときどき脇道のようなケモノ道のような細い道が現れます。山全体に、古戦場の跡が残っているようです。

 

屋島

天気の良い日は最高です。源平合戦とこの地、それぞれの場所にまるわる詳しい説明もあります。

 

山の上には水族館やホテル、歴史ある茶屋など観光地も

屋島の山上には、もちろん景色を眺める絶景ポイントがたくさんありますが、それだけではありません。観光地としても栄えていて、水族館やホテル、香川の郷土料理も味わうことができるお茶屋さんや香川の工芸品を購入できるお店などもあるのです。

わたしのおすすめは、桃太郎茶屋さんのあん餅雑煮。香川県の味噌はさぬき味噌という、白みそがメジャーです。お雑煮では、白みそで作られた味噌汁にニンジンなどの野菜が入っています。ここまではふつうのお雑煮と同じですが、”あん餅雑煮”というくらいなので、想像はつくと思います。あんこが包まれたお餅も入っているのです。つまり、味噌汁にあんこ餅が入っているイメージ。はじめはわたしも変だなと思いましたが、これがとても美味しいのです!香川県の郷土料理、あん餅雑煮をぜひ食べてみてくださいね。

屋島

お土産屋さんなども多く、猫ちゃんが住みついています。

 

屋島

開けた場所から見る瀬戸内海は、本当に美しいです。

 

過去にはケーブルカーも

過去にはここ屋島の山を往復する、ケーブルカーがあったのです。現在香川県内を走る琴平電鉄の、系列会社だった屋島登山鉄道株式会社が運営していました。しかし当時利用者数は低迷していて、2001年に琴平電鉄が経営破綻ことがきっかけになり、結局2005年にこのケーブルカーは前面は石されていまいました。

屋島

これが、その当時使われていたケーブルカー。味があるけど、なんだか寂しそうですね。

じつはこれは本来ならば見ることができません。屋島には、観光客を案内してくれるボランティアガイドさんたちがいますが、このケーブルカーについて教えてくれたのもそのうちの1人。観光客だけなら入れないエリアにも、特別に入れてくれました。屋島の山を下るには車ならもちろん、後ほど説明するドライブウェイを使うことになるのですが、徒歩で下る場合には片道1時間〜2時間ほどの山道を使わなければなりません。しかしじつはそうではなく、最短経路が存在します。

屋島

最短経路とは、ケーブルカーの線路の上です!ここも、本来観光客だけでは入っては行けない場所ですが、特別に入れてもらいました。おかげさまで、登ってきたときの半分くらいの時間で、下山することができました。

 

屋島

ケーブルカーの線路を歩く、こんな経験なかなかできないと思います。眺めも最高。

 

電車で簡単にアクセス。車ならドライブウェイから

屋島の山頂までパパッと行きたいなら車がおすすめです。屋島のふもとまで行くと、屋島ドライブウェイ(往復630円)があるのでそこに入り数分クネクネした道を走るとすぐ、屋島山頂に到着です。ドライブウェイは6:30〜22:00まで通行することができます。そして上には、だだっ広い駐車場があります。

電車の場合、JRで高松駅から屋島駅まで15分、220円でアクセスできます。しかしこれは屋島のふもとまでのアクセスなので、ここからさらに山を登ってください。登山の装備でなくても簡単に登れます。なにしろ、お遍路さんたちも登ってますから。

わたしは真夏に一度、ビーチサンダルで登りました。それ以来ずっと車でアクセスすることしかありませんが、車ではなくても、じつは高松からは自転車でも頑張れば行けますよ。高松のレンタサイクルはとても安いです。6時間100円、1日借りても200円なのです。これを利用して行くのも有りかもしれないですね。おすすめはしません。

 

屋島

屋島の山頂も素敵ですが、山のふもとにある四国村にもぜひ、立ち寄ってみてください。江戸時代から大正時代に作られた古民家や伝統の産業施設などを復元した博物館になっていますが、美味しいうどん屋さんが併設してあったりと観光するにも面白いですよ。