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瀬戸内の魅力に惹かれて田舎に移住した、うどん県ぼっち女子の日々

【直島・向島】芸術的センスなしでも魅力あるアートの島

【直島・向島】芸術的センスなしでも魅力あるアートの島

直島

3年ほど前に、青春18きっぷで瀬戸内をめぐったことがきっかけで移住してきたわたしですが、瀬戸内海の島々の中ではかなり有名な島、直島にはまだ訪れたことがありませんでした・・・。他のマニアックな島、な〜んにもない島にはいろいろ行ったのに。

芸術はわからないですが、直島には近年移住者が増えていたり、古民家を改装したカフェ、ゲストハウスなどがたくさんあるという情報を仕入れたので今回ちょっと行ってみました。去年の瀬戸内国際芸術シアのときには激混みだったようですが、今年はそれがないというのも理由のひとつです。だいたいの人は瀬戸芸が目当てで訪れるんだと思いますが、わたしは逆ですね。

 

フェリーなおしま

直島へは、高松港から出発。高松に住んでいると、金曜日の仕事帰りにでも直行できるので便利。

船の甲板で過ごしました。いい風が通って涼しい。

 

外国人観光客も増えたからでしょうか、船がとってもキレイ。

 

トイレも清潔感があります。

 

夕日が見れる時間帯のフェリーは最高です!瀬戸内海って、本当に素敵。

 

直島に到着。こちらは宮浦地区。空が広いです。

直島について、全く下調べをせずに行きましたが、宮浦港の観光案内所のようなところで、とても見やすいガイドブックが配布されているので大丈夫。

 

宮浦港からすぐのところに、こんな車が!

あの有名な、草間彌生の赤かぼちゃ・・・かぼちゃ愛が強すぎて、地元の人がペイントしちゃったのかと思いきや、ここはレンタカーやさんでした。赤かぼちゃのとなりにあるのが黄かぼちゃ。

 

飽和する直島ゲストハウス

今回泊まったのはこちらのゲストハウス、九龍(くーろん)さんです。元スナックだった1階がラウンジスペースになっていて、夜通しおしゃべりしたり、飲んだりすることができます。

 

直島は全体的に外国人の観光客が多いので、この日もほとんどが外国人。普段はヨーロッパからのお客さんが多いようですが、この日の海外からのお客さんはみんなアメリカ人。

宮浦港から歩いてすぐのところにあるゲストハウスで、近くにいろんなお店があるのでとても便利。男女別ドミトリーかと思ってオープンにしてたら、2段ベッドの2階からなぜか男の人が降りてくるというハプニングがありましたが、門限がゆるく評判も良い、素敵なゲストハウスです。

直島にはゲストハウスが50軒ほどあるようで、飽和状態にあります。でもそんなときこそ評判、口コミが重要になってくるそうで、繁忙期でもお客さんがあまり入っていないようなゲストハウスから、満室になっているゲストハウスまでいろいろなようでした。

 

宮浦地区のおすすめなお店

ゲストハウスの裏手にすぐのところにあるのが、お風呂に入りながらアートの鑑賞ができるという、この有名なI♡湯。昼間撮影してもかわいらしく撮れますが、夜はこんなふうに幻想的にライトアップされるのでもっとキレイ。

 

こちらはI♡湯のすぐ近くにある、夜まで開いているカフェ&バー「リトル・プラム」。夜までといっても9時や10時ですが。

直島では、セブンイレブンでさえ10時に閉まるというとても島らしいシステム。

 

こちらのドライカレーが程よい辛さ、甘さでした。

 

こちらは「スパーキーズコーヒー」。比較的新しいお店だそうで、イメージはちょっとホラー系。

 

モーニングをやっているので、とてもありがたい。

こちらのお店、駐車場がちょっと離れたところにあるのですが、その駐車場横のプレハブのような建物にでっかく看板を掲げているので、そっちがお店だと勘違いしてしまいやすいです。あー閉店かー・・・と思ってちょっと離れた道の反対側を見ると、お店があります。

 

直島の中で一番遅くまでやっているお店が、こちらの「ちくりん」さん。地元の人も飲みに来る居酒屋さんで、夜の11時くらいまではやってます。

この日は道端であった、出張で直島に来ているというおっちゃんと1杯飲みに。店主さんや地元の人たちがとても親切で、とてもなごやかな雰囲気でした。

 

こちらは「アカイトコーヒー」さん。最近古民家を改装して作ったようで、古くもおしゃれな雰囲気のカフェでした。

 

とても居心地が良いカフェです。本や雑誌もたくさんそろってるので、ひとりで読書をしたりボーっとしたりするのにも快適。朝からやってます。

 

こちらは「アカイトコーヒー」さんのすぐ近くの民家ですが、このかわいいワンチャンたちをもっといい感じに撮影しようとカメラのレンズを付け替えようとしたそのとき・・・

カメラのレンズキャップを水路に落下させてしまいました。それと同時になぜか自転車と一緒に転倒。カメラ本体だけは守りきりました。

「アカイトコーヒー」の店主さんに助けを求め、キャップを無事救出。そんなあとでの1杯のカフェラテでした。おいしかった・・・。

 

宮浦地区をきりとる

バス。

 

直島の象徴。

 

夜の宮浦港。

 

港近くの際立って光り輝くアート。

 

せっかくなので、赤かぼちゃ。

昼間には、かぼちゃを撮影するためのかぼちゃ行列が発生しているため夜に撮影。フェリーと一緒に。

 

赤かぼちゃの中、夜はライトアップされますよー。意外と知られてないようです。

 

宮浦港からちょっと東へ。お気に入りの夕日スポットを発見しました。外国人カップルもいい感じの絵になってくれてます。

 

おすすめスポット(宮浦〜本村地区へ)

本村地区までは行かないですが、とりあえず直島に来たからにはと、黄かぼちゃ。こちらにも、日にちや時間帯によっては長蛇の列が。

宮浦から本村地区に行くためには、道が2通りほどあります。ほとんどが自転車または原付移動かな。今回は、近道ではないほう(つつじ荘経由)を、道のアップダウンに苦戦しながらママチャリで激走。

 

トトロのバス停がありました。トトロ好きとしては、これは撮っておかなくては。

 

本村地区には瀬戸内の島らしい、古さと静けさのある街並みがあります。

 

猫も、島時間。

 

日本がほこる、瀬戸内海。

 

こんな道が延々と続きます。

 

本村地区には、こんな外壁アートがよく見られます。

 

見たことある人もいるかも?

 

直島ならでは。

 

空き缶アートのお店。ついつい買ってしまいました・・・。

 

旅人を魅了するなにかをもってます・・・。

 

キレイな感じの芸術はわからないけど、意外と身近なところにアイデアがたくさん転がってるのかもしれません。

 

こちらは本村にある、家プロジェクトのひとつ、中は撮影禁止です。

 

中から外を見る。

 

続いてはカフェ。こちらはかなりの人気店「カフェサロン中奥」さん。

 

1日の中で、ランチ、カフェとバーの2回にわけて営業してます。オムライスがとっても濃厚。

ランチは15時まで。その後はバーの準備に入るので17時半まで入れません。カフェとバー、出すメニューは変えていますが、夜もランチメニューをできるだけ出せるようにはしてるようです。

 

ひとりでも気軽に座れる、カウンター席。

 

家族づれも多いですよ。

 

地元のおっちゃんに勧められて来たのがこの、「和カフェぐぅ」さん。高松にある香川大学の学生たちが運営するカフェで、比較的安く、おいしいものが食べられるとのこと。

ちょっと奥まった、とても素敵な場所にある古民家再生カフェでした。

 

こちらは家プロジェクト「石橋」に行く途中にあるカフェ、「島小屋」さん。他のカフェとはちょっと離れていますが、来てみる価値ありです。

カフェのとなりには、テントに泊まるタイプのゲストハウスがあります!

 

オーナーさん夫婦は建築をされていて、古民家を自分で全て改装したよう。デザイナーさんが描いたゆるい絵が、そこらの壁面にあるのも魅力です。

オーナーさんが仕入れたベトナムの雑貨など、興味を引くものもそこらじゅうに。

 

そしてこちら、観光案内所でもらえるガイドブックにはのってません。その上なんのお店なのか、開いてるのか 閉まってるのかさえわからない古い建物。「まつしま」さんです。

 

まるでおばあちゃん家に遊びに来たかのような雰囲気。

 

素敵な雰囲気のカフェで、親切なおばちゃんが出迎えてくれます。

 

直島へのアクセス

地図

直島へは、高松港から、または岡山の宇野港からアクセスできます。わたしは今回、高松からフェリーにのって行きました。

 

直島の観光スポットは主に2つの地区、宮浦(みやのうら)地区と本村(ほんむら)地区にわかれて点在してます。で、それぞれの地区は約2kmほど離れているので、島のど真ん中を突っ切っている道路(地図にあります)を通っていけば、自転車で10分ほど。わたしは炎天下の中、徒歩でも突っ切れたのでそうきつくはないです。

南側の道を通っていけば、地中美術館やベネッセハウスミュージアムも見ることができます。草間彌生さんの黄かぼちゃのオブジェもありますよ。ちなみに赤いほうのかぼちゃは、宮浦港にあるので、フェリーで到着後すぐ目に入ってきます。そしてそのかぼちゃを撮影すようとする人たちの長蛇の列も・・・。

 

フェリーや高速艇でのアクセスですが

  • 高松港⇄宮之浦港(直島)
  • 宇野港(岡山)⇄宮之浦港(直島)
  • 宇野港(岡山)⇄本村港(直島)

という方法があります。他にも、高松港⇄本村港(直島)や、宮浦港(直島)⇄家浦港(豊島)⇄犬島というルートもありますが、本数はかなり少ないので、もしこれらのルートでアクセスしようとするなら事前に綿密なチェックが必要。

でも、やっぱりおすすめは、岡山または高松からフェリーや高速艇で直接直島に入って、 島ではゆっくり2〜3泊以上することです。島内の移動は自転車か原付なら楽チン。ちょっとアップダウンが激しい場所もありますが、わたしはママチャリで全ルートを制覇しました。観光スポットがないエリアも。

島内には、レンタサイクルのお店がたくさんあります。だいたい1日500円ほど。でも、高松観光もする、または高松からアクセスして直島で2泊以上する、ということなら、もっと良い方法があるのです。それは、高松駅でレンタサイクルをして、フェリーに乗せてしまうという方法。

高松駅でレンタサイクルをすると、1日200円。日をまたいでも1日追加ごとに200円(ちなみに6時間までなら100円)。高松駅から高松港は徒歩5〜10分ほど。自転車ならすぐ。1泊2日まるまる直島にいるとして考えると、高松駅でのレンタサイクル200円×2日間+フェリーに乗せるための追加料金片道310円×2で、1010円。直島内でレンタサイクルをすると、2日間で1000円。だいたい同じくらいになります。週末や繁忙期には直島内のレンタサイクルは完売、ということも多いようなので、その対策としてはかなり有効。2泊以上するなら断然お得。おすすめです。

 

フェリー、高速艇時刻表

おすすめの行き方、高松港⇄宮浦港(直島)、宇野港(岡山)⇄宮浦港(直島)、宇野港(岡山)⇄本村港(直島)の時刻表をのせてます。

 

高松からのアクセス

高松⇄宮浦港(直島)は、フェリーなら片道520円(60分)、高速艇は1220円(25分)

高松港発 宮浦港着
8:12 9:02
*9:15 *9:40
10:14 11:04
*10:55 *11:20
12:40 13:30
15:40 16:30
*17:05 *17:30
18:05 18:55
*19:50 *20:15

 

宮浦港発 高松港着
7:00 8:00
*8:40 *9:05
9:07 10:07
*10:25 *10:50
11:30 12:30
14:20 15:20
*16:30 *16:55
17:00 18:00
*19:15 *19:40

*印は高速艇(それぞれ、最終便以外は3月〜11月の金・土・日のみ運行)

 

岡山(宇野港)からのアクセス

宇野港(岡山)⇄宮浦港(直島)or本村港(直島)は、フェリー(20分)、旅客船(15分)ともに片道290円、深夜便は580円。

宇野港発 直島着 到着先の港
6:10 6:30 宮浦
6:30 6:50 宮浦
7:20 7:40 宮浦
7:25 7:45 本村
8:22 8:42 宮浦
9:22 9:42 宮浦
*10:00 *10:15 *宮浦
11:00 11;20 宮浦
11:55 12:15 本村
12:15 12:35 宮浦
13:30 13:45 宮浦
14:25 14:45 宮浦
15:30 15:50 宮浦
16:30 16:50 宮浦
16:50 17:10 本村
17:10 17:30 宮浦
17:45 18:05 本村
18:35 18:55 本村
18:53 19:13 宮浦
20:25 20:45 宮浦
22:30 22:45 宮浦
**0:35 **0:50 **宮浦

 

出発の港 直島発 宇野港着
宮浦 6:00 6:20
宮浦 6:40 7:00
宮浦 7:50 8:10
本村 7:55 8:15
宮浦 8:52 9:12
宮浦 9:52 10:12
*宮浦 *10:25 *10:40
宮浦 11:10 11:30
宮浦 12:45 13:05
本村 13:00 13:20
宮浦 13:55 14:10
宮浦 14:55 15:15
宮浦 16:02 16:22
宮浦 16:40 17:00
本村 17:20 17:40
宮浦 17:40 18:00
本村 18:10 18:30
宮浦 19:02 19:22
宮浦 20:25 20:45
宮浦 21:15 21:30
**宮浦 **0:15 **0:30

*印は3月〜11月の金・土・日のみ運行。

**印は深夜便(580円)。

 

向島

直島から定期便は出ていない、人口12人の島、向島(むかえじま)。グーグルマップを見ると、”むこうじま”と書いてありますが、”むかえじま”。

向島は直島から船で5分ほど、泳いでもいけそうな距離にある小さな小さな島です。この島には「向島集会所」というゲストハウスがあるだけ。他には観光スポットなど何もありません。

 

定期便がないので、向島集会所のオーナーさんの船で迎えに来てもらいます。または、海上タクシー。

 

こちらがオーナーのよしおさん。島出身ではなく、もともとはお客さんとしてこの向島集会所を訪れたんだそう。「何もない島なのに、なぜこんなに人が集まってくるんだ」と興味がわいて、移住してきたとのこと。もとオーナーさんがゲストハウスを手放したあと、2〜3年は手付かずだったこの古家にまた新たな風を吹き込みました。

 

 

ただただ、手付かずの島というかんじ。とても静か。

 

雑草って、放置しとくとこうなるんですね。すごい生命力。

空が広い。この辺の道は、時期的なものか、けっこう大きなハチがブンブン飛んでました。ぶつかりそうなくらいそばを通っても全く攻撃されず。攻撃されないから大丈夫!と思いながら通らないと怖いくらいのレベルでハチだらけでした。

 

こちらがゲストハウス「向島集会所」敷地の入り口。左にちょこっと見えているのは、使われなくなった遊覧船。

 

このゲストハウスには、猫ちゃんがいます。こちら、お母さん猫の花ちゃんと、娘のくるよ。いくよちゃんという猫もいましたが、行方不明になってしまったんだそう。

 

猫ちゃんたち、とっても愛嬌があります。何をしても、抱っこしても腕を振り回しても、されるがまま。人間よりも大人です。

こちらは、ゲストの個室に入ってしまったくるよちゃん。

 

夜ご飯は、オーナーさんとゲストさんみんなで作って一緒に食べます。

和食中心の健康的な食事。オーナーのよしおさんは、すごいススピードで調理をしていきます。それについていけずモタモタするゲストたち。こんな何もない島にくる人たち、オーナーさんも含め、みんなちょっと変わった人たちなのかもしれません。2年前くらいからは、8〜9割が外国からのゲストさんなんだそう。よしおさんの英語、かなり雑ですが指示が伝わればよし、というかんじです。

 

残りもんは、キャットフードに。

 

 

 

 

向島集会所のオーナーよしおさんによると、できるだけ宣伝はしてないんだそう。前はヘルパーさんなども雇ってゲストさん20人くらいを1日で泊めていたけど、もうこじんまりと、自分ひとりでしたいとのこと。ゲストは1日に6人ほどまでに留めてるんだって。

宣伝すると、ただ単に猫好きの人たちが来てしまうから。猫はいるけど、なにしろ小さな島の古い家。虫だってたくさんいます。虫が苦手だったり、ゲストハウスに慣れていないような人だとちょっとうちではやってけないかなと、話してました。

猫アレルギーと虫嫌いの人以外はぜひ、一度は行ってみることをおすすめします。何もないんだけど、きっと一回行くと、またすぐ行きたくなってしまいます。