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瀬戸内の魅力に惹かれて田舎に移住した、うどん県ぼっち女子の日々

【鬼無】隠れ家パン屋さんのある、松盆栽日本一の町

【鬼無 勝賀山】隠れ家パン屋さんのある、松盆栽日本一の町

江戸時代からつづく盆栽の産地、鬼無

勝賀山

鬼無町(きなしちょう)は高松駅からJR予讃線で西に2駅、高松のベッドタウンになっているエリアです。山や田んぼ、畑が多く自然豊かで、とても静かな落ち着いた雰囲気のある地域。香川県はうどんが日本一ということで有名ですが、じつは松の盆栽生産量でも日本一、国内の盆栽生産量の約8割が香川県産となっています。そして香川県の中でも松盆栽の町として知られるのがここ、鬼無です。このエリアでは江戸時代からずっと、黒松の栽培がさかんに行われていたそうです。JR鬼無駅で降りるとすぐ、盆栽センターが目の前にあります。栽培されている様子も間近で見ることができるので、興味があればぜひ、足を運んでみてください。

 

五色台へ連なる、地域のシンボル”勝賀山”

勝賀山

出典

鬼無に行くと、そこで一番際立って見える山がありますが、これが勝賀山です。鬼無町の全域が高松平野の一部になっていますが、勝賀山はこの北西部に位置する標高364mの山です。昔、このエリアに”勝賀城”があったということなどから、勝賀山は地域のシンボル的な存在となっています。あまり整備されていませんが登山道も存在し、歩いて登ることができます。山道への入り口は多数あるので、勝賀山を見つけたらそちらの方向へ向かって歩いて行けば登ることができますよ。

勝賀山

勝賀山は、高松市と坂出市にまたがって存在する連峰、五色台へと連なっていて、高松平野がここで終了します。五色台は香川県の中央部から瀬戸内海にせり出した溶岩台地で、その大部分が瀬戸内海国立公園の一部になっています。五色台という名称は、この連峰に属する紅峰、青峰、黄峰、白峰、黒峰が由来となっているようです。また瀬戸内海を望む景勝地でもあり、国民休暇村などの宿泊施設が存在します。

 

みかん天国

勝賀山

山の斜面ではみかんの栽培が行われていて、春〜夏にかけては斜面一面がみかんだらけ、綺麗なオレンジ色になります。勝賀山へ登る道は多数あり、ときどき行き止まりになっている場所もありますが、それを見つけるのもまた楽しみのひとつです。

 

勝賀山

晴れの日が多く空気が綺麗で、日当たりも良いのでみかんの栽培には最適な場所。

 

勝賀山

広い道もあり、比較的登りやすいです。

 

勝賀山

ある程度登っていくと、町全体が見渡せる場所にたどり着きます。とても穏やかで気持ちがいいです!

 

勝賀山

 

細い道も。木漏れ日がさして、写真を撮るととても綺麗に写ります。

 

勝賀山

こちら側は山のふもとにも自然豊かな町が広がっていました。鬼無側や香西側など、登り始める場所によってもたどり着く場所が違うので、山の上から見下ろす景色も違います。お弁当を作って行って、山頂でピクニックをするのもおすすめ。

 

 

鬼無の隠れ家パン屋さん

鬼無駅の方面から勝賀山に登っているときに看板を発見するかもしれませんが・・・山の中でひっそりと営業されているおいしいパン屋さんがあります。勝賀山の方向に、鬼無駅からは徒歩30分、車だと約8分登ったところにある、”小麦堂”というパン屋さんです。

小麦堂

鬼無駅から見える、JA西部鬼無支店と尾路旭松園の間の道を通って行きます。ひたすら登って行くと途中、鬼無幼稚園や香川誠陵中学・高校があります。そして分岐点まで来ると、ここ小麦堂の場所を指し示す看板が出てくるはずなので、そちらに従って進んでください。車でのアクセスの場合、お店よりも手前に駐車場があり案内板もあるので、その駐車場(空き地のような所)に車を停めてから徒歩でお店まで行ってください。徒歩の場合、気候にもよりますが相当しんどいです。体力に自信のある方以外は、車でのアクセスをおすすめします。

 

小麦堂

駐車場を通り過ぎてからは、こんな細い道をひたすら登ります。山の斜面なので、眺めも最高!

 

小麦堂

そしてようやくたどり着いた店内には、国産小麦を使ったたくさんのパンが並んでいました。ナッツやフルーツを使ったパンが多く、値段はなかなかリーズナブル。

 

小麦堂

店内にある石窯を使ってパンを焼いています。お店は11:00〜開いていて日曜・月曜が定休。この日は12:00頃に行きましたが、人気の玄米食パンはもうありませんでした。こんなに分かりづらい場所にあるのに、口コミなどで広がったのでしょうか、かなり人気のパン屋さんになってしまったようです。

 

小麦堂

そしてこのパン屋さん、なんと全てがセルフサービスのお店。お店の中には、パンを入れるためのビニール袋と電卓、パンの代金を入れるためのカゴがおいてあります。

 

小麦堂

みなさんきちんと、電卓で計算した代金をこちらのカゴに入れてから帰ります。なんだか平和だな。都会では、こんなふうにお金が放置されている状態にはしないのが当たり前ですよね。店主がいるときには、店主が袋詰めや会計をしてくれます。

小麦堂、食べログはこちら

 

 

五代にわたり続く、老舗のうどん屋さん

鬼無エリアのうどん屋さんといえば、”ヨコクラうどん”。地元の人でないとなかなか通らない道沿いにある、大きな古民家の中にあるうどん屋さんです。古くからある老舗で、とても美味しいのですがガイドブックには載っていることが少ない、穴場うどんスポットです。

ヨコクラ

最近駐車場が広くなり、外観も綺麗になりました。

 

ヨコクラ

入り口から店内に入ると、まず一部屋目に、昔の家のような雰囲気のあるイートインスペースのような空間があります。

 

ヨコクラ

畳のスペースもありますが、使われているのでしょうか。とても広くて立派なお家のようです。

 

ヨコクラ

進んで行くと、ようやくお店の入り口にたどり着きました。ここから入ります。

 

ヨコクラ

店内はとても明るい雰囲気。木のテーブルがおしゃれです。

 

ヨコクラ

お店の一番のおすすめが、このしょうゆうどん。細めの麺がツルツルで、コシもあります。専用のしょうゆをかけて食べますが、うどんの下の方に柑橘系の果汁のようなものが入っているので、それとしょうゆとが合わさって、とてもさわやかな味になります。

 

ヨコクラ

たっぷりのネギと大根おろし、うずらの卵もとてもよく合います!

 

ヨコクラ

こちらは冬季限定のしっぽくうどん。香川県のうどん屋さんでは冬に期間限定で出しているお店が多いです。里芋やニンジン、大根などの具がたくさんのっていて栄養もまんてん。

 

ヨコクラ

ヨコクラうどんのしっぽくうどんはダシが甘めで、濃すぎず薄すぎず、汁まで全部飲み干せるほどおいしいです。細めの麺なのであまり重さも感じません。

 

ヨコクラ

お手洗いはこちら。入ってすぐの所にあるイートインスペースのような場所にあります。ヨコクラうどんは鬼無駅から徒歩15分。車だと3分ほどでアクセスできますが、道が狭くちょっと分かりづらい場所にあります。他のうどん屋さんと比べて営業時間が長く、8:00〜17:00で営業しています。定休日はありません。

ヨコクラうどん、食べログはこちら

 

 

 

鬼無へのアクセス

高松駅から電車でアクセス

JR鬼無駅はJR高松駅から西に2駅、電車で約8分ほどの場所にあります。

JRで2駅ととてもアクセスがしやすいように思えますが、鬼無に停車する電車は通勤時間帯で1時間に約3〜4本。それ以外の時間帯で1時間に約1〜2本。駅員室はあるのになぜか無人駅。事前に電車の時刻表を見てから行くことをおすすめします。

車または自転車でアクセス

高松市街地から、車であればすぐに行くことができます。高松駅からは約10分ほど。自転車であれば約30分。パン屋の”小麦堂”やうどん屋の”ヨコクラうどん”へ行くには、車が一番便利です。

勝賀山

穴場スポットがたくさん、自然豊かな鬼無エリアへぜひ。